サービス/レジリエンス

組織は変わった、そこにいる人の意識や行動はどうだろうか?

変革を推進する中で組織形態やビジネスプロセスがある日を境に変わる一方、人の意識や行動が同じように瞬時に変わるということは稀です。人が変化を受け入れて主体的に前に進むようになるまでには、個人差はありますがある程度の時間がかかるものです。

人の心の動きを理解すると、変化に対して取るべき次のアクションが見えてきます

変化に直面すると、人の心はある特定の移行曲線”Transition Curve™”をたどります。変化に対する自分の反応に気づき、適切な対応策を知ることで、この”Transition Curve™”をよりスムーズにたどっていくことが可能となります。

※Transition Curve™はアメリカの著名な組織変革コンサルタントで、ワンアソシエイツ顧問でもあるシンシア D. スコット博士の提唱している理論です。
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変化を成長のチャンスと捉えるグロースマインドセットへのシフトが鍵となります

変化をどのように捉えるかで、それがチャンスに見えたり、脅威に見えたりします。失敗を恐れず挑戦し、経験や努力によって自分を成長させることができると考え、行動するグロースマインドセットへのシフトが、レジリエンスの強化につながります。

プログラムの一例

マスタリングチェンジ™:変化適応力の向上

概要

トランジションカーブ(Transition Curve™)と呼ばれるモデルを使用し、変化に対する人の反応と、その移り変わりのフェーズを理解します。このモデルは、変化に対応し、変化を乗り越えるためにすべての個人およびグループがたどっていくプロセスとして広く認識されています。 参加者は、現在直面している変化に対する自分の反応を考察し、変化を乗り越え自分自身を次のフェーズへと導く考え方とスキルを学びます。

期間

半日〜1日プログラム

対象

全社員どなたでも可能です。職場において大きな変化を経験している人、あるいはこれから直面するであろう人たちに役に立ちます

期待する成果

  • 組織の変化の背景にある要因を特定する
  • 現在直面している変化に対して、自分はどのように捉えているかを認識する
  • 変化に対する自分の気持ちを受け止め、表現する
  • 変化によって失うものを認識し、手放す
  • 自分がコントロールできる問題を特定し、変化を速やかに乗り越えるためのアクションを計画し実行する

プログラム

テーマ コンテンツ
人間の脳のメカニズム
  • 変化に対し人間の脳がどのように反応するかの理解
  • 感情が行動に及ぼす影響の理解
変化を理解する
  • 自分が直面している変化は、どこからきているのか、なぜ起きているのかを考察する
トランジションカーブ(変化に直面した際に人がたどる心理的な移行曲線)
  • トランジションカーブにおける自分の現在地を知る
  • トランジションカーブの4つのフェーズとそれぞれの特徴
ケーススタディ「肯定的な視点が持つ力」
  • 変化を乗り越えるために必要な考え方や姿勢を理解する
変化を乗り越える4つのスキル
  • トランジションカーブの4つのフェーズそれぞれを乗り越えるために必要なスキルの理解

セルフエンパワメント™

概要

周りや環境がどうであれ、ビジョンを常に意識して主体的に行動を起こすことを通して、会社の持続的成長に貢献し、自らの成長を実現する人、それがプロフェッショナルです。このプログラムではグロースマインドセットをベースに様々なテーマに対する自己考察を通して、自らの成長に向けて自分で自分をエンパワー(“力づける”)することができる基軸を手に入れます。

期間

半日〜1日プログラム

対象

全社員どなたでも可能ですが、職場において大きな変化を経験している人や、管理職になる前の若手社員の方に有効なプログラムとなっています

期待する成果

  • 自分のマインドセットの状態を把握し、フィックスドマインドセットからグロースマインドセットに切り替える方法を知る
  • 自分の主体性発揮の源となる内発的動機(価値観、信念、使命感、自己ビジョン)を明らかにする。
  • 仕事を通じて自分はどうありたいかを考え、その実現に向けて主体的に行動するための指針を得る。

プログラム

テーマ コンテンツ
人間の感情のメカニズムとマインドセット
  • インサイドアウトの理解
  • グロースマインドセット
私がこの会社で働くわけ
  • 仕事を通じて得てきたもの、これから得たいもの
  • これまでの自分の選択の振り返り
自己ビジョン(キャリアビジョン)を描く
  • 自分自身としてありたい姿を描く
  • ビジョンを具現化する思考の特徴
ビジョン実現に向けたチャレンジ
  • トリプルウィンを考える
  • 2つの責任(リスポンシビリティとアカウンタビリティ)、アカウンタビリティの果たし方
アクションプラン
  • 自分を成長させながら、会社・顧客に提供する価値を最大化するアクション