2016年にスタートした一年間の実践型リーダーシッププログラムが終了した。
自分の強い意志を持つが聞く耳を持たない者、論理的に話しを展開するが、人の心をつかめない者、なかなか議論に入り込めない者、自分の経験を人に教えようとする者など、当初の話し合いは全く噛み合わなかった。
このメンバーがオフサイトのキャンプ、現場でのプロジェクトの実践、自己洞察、グループコーチングを経て、成長の軌跡と現場での改善活動に関する最終成果を発表した。
その場には昨年このプログラムを終了したリーダーたちが出席し、率直かつ思いやりのあるフィードバックをだした。
今年のメンバーのみで最後のブリーフィングをしたが、お互いから多くを学んだというコメントが多く、心理的な距離がぐんと近くなっている。
一年前の空をつかむような議論が懐かしい。人が協働関係を作るためには、自分を超えたより大きな目標の意味を感じ、それを共有し、腹を割って話し合っていくこと、ともにチャレンジしていく行動と経験が有効だ。