6年ほど前に、ある農業シンポジウムで知り合ったインドネシア青年商工会議所の議長の招きで彼が経営するUBUD Sari Health Resortへ行ったことがある。空港から迎えの車で走ること2時間ほど。街から離れてどんどん人里離れた山へ向かっていく。着くとそこは皆が想像するような海辺のリゾートホテルとは全く違い、うっそうと草が茂るビレッジの中にある簡素な宿泊施設だった。宿泊客はドイツ、カナダ、オーストラリアからきた年配者たちだった。彼らはリトリートにくる常連たちで、朝はベジタリアンディッシュを取りながら会話が弾んだ。
施設の真ん中には石碑があり、そこにはUBUD Sari創設者の言葉が刻まれていた。それは「私の夢は」で始まり、「与えることで貧しくなるものはいない」で結ばれていた。読んだ時に何かが心に残った。それ以来、時折この言葉を思い出す。
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James Hayase
There is no limit to one's search for excellence.

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